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カードローンの基礎知識「リボルビング中毒って何?」
カードローン比較ランキングが提供するカードローンの基礎知識。今回は「リボルビング中毒って何?」です。皆さまの参考になれば幸いです。
- カードローンの基礎知識「リボルビング中毒って何?」
- クレジットカードでの買い物は、いまや日常的になってきています。
サラリーマンでもOLでも会社に入れば、たいてい銀行などに入った友人などからクレジットカードをもたないかという勧誘が行われます。
そこでほとんどの人がクレジットカードを手にするはずです。
複数から勧誘を受けて、クレジットカードを複数枚もつことになる人も少なくありません。
もてば多くの人は使います。
クレジットカードは使うためにあるのですから、もちろん使って悪いはずがありません。
なにしろ、キャッシュレスで買い物ができます。食べたり飲んだりもできます。とりあえずは財布の中身を気にしないでもすみます。
しかし、そういうことで使いすぎてしまうこともままあります。使いすぎも一回だけで反省して、次からは気をつけるようになるのであれば問題ないのですが、使いすぎはついク
セになりやすく、そのときが怖いのです。
しかも、支払い方法にも罠があります。
リボルビング払いという支払い方法が悪いのか、それともそれをうまく使いこなせない側に問題があるのかはむずかしいところですが、とにかくクレジット先進国であるアメリカではリボルビング中毒なる言葉も生まれたぐらいに患者が増えました。
日本でもリボルビング中毒の患者は確実に増えつつあります(その症状が軽いか重いかは別にしても)。
では、リボルビング払いとはどういうものなのでしょうか。
すでに利用している人もたくさんいると思われますが、改めて説明しましょう。
リボルビング払いとは、回転信用方式ともいわれるもので、お客ごとにあらかじめ利用限度額を決めておき、その限度額の範囲内であれば、繰り返し利用でき、しかもあらかじめ定められた金額を支払っていけばいいというものです。
分割払いの変形といってもいいのですが、一般の分割払いでは三回とか五回とか返済回数が限定され、一件ごとに返していく形となります。それに対して、リボルビング払いでは、利用限度額の範囲内なら何件のクレジットでもまとめることができて、返済回数も特定されていないことが特徴といえます。
リボルビング払いとひと口にいっても、さらに大きく三種類に分けることができます。
「定額リボルビング払い」「定率リボルビング払い」「残高スライド定額リボルビング払い」の三種類です。
「定額リボルビング払い」は、毎月一万円とか二万円といった金額をずっと返していきます。
「定率リボルビング払い」は、締め切り日における残高に10%なら10%を掛けた額がすなわち返済額となります。
「残高スライド定額リボルビング払い」は、定額リボルビング払いの変形で、残高が10万円超20万円以下は月2万円、残高10万円以下は月1万円というように残高の額に応じて、返済する一定額が変化します。
一般には、「定額リボルビング払い」がもっともポピュラーです。定額リボルビング払いの実際を見てみましょう。
限度額は20万円で、返済金利は年12%(月利1%)、毎月の返済額は1万円として、とりあえず10万円を借りたとします。
1ヵ月目には利息1000円が付いています。1万円の返済はまずこの1000円の利息が優先されるので、元金の返済は9000円、元金の残りは9万1000円で、2ヶ月日にはこの1%である910円の利息が付いて、1万円の中からそれが返済され、元金の返済には9090円が当てられます。
以下、同じような形で返済が行われ、結局、1万円の定額返済を10ヵ月と、11ヵ月目に5896円を支払って完済となります。
こういう返済を繰り返しているなら問題はありません。
しかしリボルビング方式では、限度額内ならいくらでも借りられますし、元金1万円を返せば、また1万円借りられるという構造です。
いまの例では、限度額に10万円の粋がまだ残っているし、返した分に応じて借りる可能性もあります。
そうすると永遠に借金をしていることになりかねません。これがリボルビング中毒の正体です。
毎月定額返済だから楽勝と考えるのはちょっと甘いです。
利息を返しているだげで元金はちっとも返していない可能性が十分にあるのです。
参考になさってください。
>> カードローン金利比較ランキング+口コミ(2024年10月)