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カードローン百科「貸金業者と担保物権の性質」

カードローン比較ランキングが提供するカードローン百科。今回は「貸金業者と担保物権の性質」です。皆さまの参考になれば幸いです。

カードローン百科「貸金業者と担保物権の性質」

カードローンの基本的な法律としては「貸金業法」以外にも「民法」があります。今回も民法について解説したいと思います。

カードローンなどの融資に関わりが深いのが「担保」です。

人的担保としての保証人・連帯保証人制度がありますが、民法では４種類の担保物権が定められています（物権法定主義）。

担保物権は、以下のような４つの性質を持ち合わせています。

１．附従性

担保物権は債権を担保するためのものですから、債権がなければ担保物権は成立せず、債権が弁済されれば消滅します。

２．臨伴性

担保される債権が移転すれば、それに従って担保物権も移転します。

３．不可分性

担保物権は債権の全額が弁済されるまで目的物全部の上に効力を生じています。

４．物上代位性

担保物権は目的物に代わる金や物にも及び、たとえば抵当権を設定した家屋が火災で滅失した場合には債権者はその保険代金から優先弁済を受けることができます。

参考になさってください。


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