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実録!カードローン返済法「家計を見える化する」
カードローン比較ランキングが提供する実録!カードローン返済法。今回は「家計を見える化する」です。皆さまの参考になれば幸いです。
- 実録!カードローン返済法「家計を見える化する」
- こちらのコラムでは執筆者の実体験に基づくカードローン、キャッシングによる借金の返済ノウハウについてご案内したいと思います。
お財布の中身の確認が終わったら、次に、あなたが持っているもの全体について、つまり家計状況を確認しましょう。
家計状況といっても、そんなにむずかしいことはありませんので安心してくださいね。
次の「家計資産状況表」を埋めていただくだけです。
まずは、左側の資産について書き出します。資産とは、「それ自体がお金を生み得るもの」のことです。現金や貯金などが代表的な例です。株式や不動産なども含まれます。
この機会に一度確認してみてください。
私の場合、銀行口座の残高も知りませんでしたので、まずは預金通帳の記帳をするところから始めました。そしてほかにも何かあるか確認したところ、何力月か前に会社からもらった通知で、自社株を少し持っていることを知りました。入社したときに天引きで購入していたようです。
「株を買っている場合じゃないのに!」
幸い、会社が合併したときに購入はやめていたようなので、現在はそのままにしてあります。それ以外は、生活費のための現金がいくらかあるだけでした。
次に、負債について書き出します。負債とは、「返済の義務があるもの」のことです。
消費者金融のローンやクレジットカードの支払い、銀行ローン、住宅ローンなどが該当します。このあたりの言葉のほうがみなさんもよく聞くのではないでしょうか。
私はこの欄を書くのがとてもイヤでした。なぜなら負債だらけだったからです。資産よりも圧倒的に数字が大きいのです。私の場合は司法書士事務所に相談に行ったときに作成してもらった書類があったので、それを見ながら数字を入れていきました。
この本を読んでいただいている方の多くは、借金があったり、なかなかお金が貯まらなかったりで悩んでいると思います。そういった状況でこの表を作成することは、自分の悪い状況が表に出るようでイヤな思いをするかもしれません。
でも、これを避けると、一生避け続けると思います。誰に見せるものでもありませんので、勇気を持って書いてみましょう。
もちろん、分かる範囲でかまいません。その場で分からないことは、あとで時間があるときに調べてみましょう。
表ができ上がったら、それを眺めてみてください。「家計資産状況表」とは、簡単にいえば「ある時点での家計における資産と負債の状況」を表したものです。会社の決算説明資料などに出てくるのは貸借対照表ですが、これを個人に適用できるように概念を単純化して利用しています。
あなたの場合はどうでしたか?「思ったより現金があった」「こんなに借金があったなんて」という方もいらっしゃるかもしれません。
借金があって負債に大きな数字が入っていたり、資産にあまり数字が入っていなかったとしても、悲観しないでください。これを個人で作っている人はそうそういないと思います。これができただけでもすごいことなのです。自信を持ってくださいね。
この家計資産状況表はある時点でのスナップショット(写真のようなもの)ですので、定期的に確認することが負債を増やさないためにも重要です。特に借金を返済したあとや住宅などの大きな買い物をしたあとなど、大きく資産が動いたときに作成してみてください。
このように、家計資産状況表で家計を「見える化」することによって、毎月負債が減っていることがよく分かり、返済を続けることへの自信にもつながります。
参考になさってください。
<次回に続く>
ファイナンシャルカウンセラー
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