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実録!カードローン返済法「目的を明確にする」
カードローン比較ランキングが提供する実録!カードローン返済法。今回は「目的を明確にする」です。皆さまの参考になれば幸いです。
- 実録!カードローン返済法「目的を明確にする」
- こちらのコラムでは執筆者の実体験に基づくカードローン、キャッシングによる借金の返済ノウハウについてご案内したいと思います。
何のために借金を返済しますか?
何のためにお金を貯めますか?
借金については誰でもイヤだと思いますが、それだけでは借金を返済していくモチベーションとして弱いと思います。
なぜなら、今日、明日の生活をどうにかしなければならない人は別として、いま借金があっても、何とか生活できてしまっているからです。
私の場合、買い物で借金が膨らみ続けても、心のどこかで、「まだ借りられる余地がある」と思って、ブレーキをかけることができませんでした。
人はその環境に慣れてしまうと、なかなか行動を変えることができないと、このときの経験を通じてよく分かりました。
大事なことは、何のために自分が行動をするのか、その目的を明確にすることです。
そうしないと、途中で少しでも「ツライな」と思ったときに、「何でこんな思いをしてまでやっているんだろう」と思ってしまうからです。
また、誘惑に負けて、元の状態に戻ってしまうということがあるかもしれません。ですから目的を明確にすることは、とても大事なことなのです。
「もうこんなツライ生活をしたくない」
「お金に縛られたくない」
「もっと余裕のある人生を送りたい」
「結婚もしたい」
「まだ親孝行もしていない」
「このままではお金も貯まらないし、将来が心配でたまらない」
私の場合、こんなふうに、現状から脱したい気持ちと将来に対する大きな不安を持っていました。
ツライ生活とは何かというと、「借金のことを誰にも相談できずに、ひとりでこの問題を何とかしなくてはいけない」という重圧の中で悩み続けていたことです。
友だちや会社の上司には、借金があるということを知られたくなかったので、お金の話になると、話を合わせるためにとても気を遣い、ときどきうそをつくこともありました。
そういう態度を取ること自体がイヤで、早くその状態を解消したかったのです。
もちろん、親にも言えませんでした。そんなことを相談したら、娘のために何とかお金を工面して助けてくれたかもしれません。でも、親に経済的な負担をかけることが私には耐えられませんでした。
このような状況の中で、私の目的は「現状とは対極にある人生を送ること」。
つまり、「お金に縛られず、自分のしたいことをしたいときにする自由な人生を送ること」、そして「お金のことで周りに迷惑をかける」のではなく、「世の中に役に立つ存在になること」でした。
あなたの「目的」は何なのか、借金をなくしたあと、どんな人生を送りたいのか、それをこの機会に確認してみてはどうでしょうか。
お金を貯めたい人も同じです。ただ漠然と「貯金しなくちゃ」というよりは、「貯まったお金を何のために使うのか」ということを、具体的にイメージしてみてください。
「結婚資金のため」
「急に仕事がなくなったときの生活資金のため」
「老後の生活資金にするため」
など、いろいろあるかと思います。
この目的を明確にするうえでのポイントは「将来の視点」を持つことです。
お金を貯めたい人にとっては、結婚資金や老後資金というふうに、「将来のある時点のために使うお金」であることが容易にイメージできるかと思いますが、借金がある人にとっては、少しやりにくいかもしれません。
なぜならば、将来よりも、とにかくいまこの状況を何とかしたいという思いが強く、近視眼的になっていることが多いからです。
そういう人はこう考えてみてはどうでしょうか。
あなたも「いま」という瞬間ではなく、その少し先の未来がいまよりよくなることを期待しているはずです。その未来とは、現状とは反対側にある人生だと思います。それを具体的にイメージしてみましょう。
ここがポイントですが、「目的」が明確になったら、それをすぐに文章にしましょう。
自分の「目的」を忘れないように、手帳でも携帯やスマホのメモでもいいです。いつでも、どこでも見ることができるように書き留めてください。
この先、何かの判断に迷ったり、困ったりしたときには、この「目的」が判断基準となってあなたを助けてくれます。
参考になさってください。
<次回に続く>
ファイナンシャルカウンセラー
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